音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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Hello, hello, how low

※なんかブログの日付がおかしかったので訂正しました。

Smells Like Teen Spirit

再生ボタン押した後のあの混沌の暗闇から聞こえるギターリフは、想像するだけで興奮を掻き立てられる。

グランジの神「ニルヴァーナ」だ。

このMVはなんとも言えない「モヤモヤ」感が印象的である。ボーカルのカート・コバーンが序盤若者たちに歌いかけるが、反応は薄い。演奏がヒートアップしてくると冷めた若者もヒートアップしてくる。カートがさらに熱く呼びかけると若者たちのテンションはMAXになる。が、なんか暗い。本来明るい存在であるチアガールが最も不気味と感じるのは私だけだろうか。この鬱蒼とした雰囲気や薄汚さをイメージさせる感じがグランジというのだろう。まぁ簡単に言えばよくわからん。とにかくこのMVがもたらしたインパクトは凄まじい。短い期間ではあるがこのグランジと言う音楽はシーンに強烈な爪痕を残し、すぐに混沌の暗闇にまた沈んでいくかのように消えていった。瞬間風速すごい。

カート・コバーンと言えばジャックパーセル。これは大変恥ずかしい話なのだが、私が若かりし頃黒のジャックパーセルを履いてる時期があった。私はファッションに疎いもので、知人に「カートコバーンみたい」と言われて「?」が出た。いやいや、そんな男前じゃないし、この人は何を言ってるんだ?といぶかしんでいた。よくわからない人のおだて方だなと思って否定していると「靴のことだよ」と言われて大変恥をかいたという実話。

そんな個人的逸話を持っているニルヴァーナだが、簡単に説明を。1987年頃から活動を開始、2ndアルバム「nevermind」が世界的大ヒットとなりグランジを世界中に知らしめた。しかし、その後1994年にボーカルギターのカート・コバーンが自殺し、バンドは解散した。活動期間は非常に短いが、後世の特にロックサウンドに大きな影響を与えた。

nevermind」はジャケットが有名だが、この赤ちゃん大きくなって裁判していた。なんか先日この訴えた赤ちゃん側がまた訴えを退けられてたのを思い出した。

このアルバムからもう一曲が本日最後の曲。「Territorial Pissings」という曲だ。何というか彼らっぽい複雑な皮肉さを感じる歌詞であり。楽曲はスピード感とハードさの両面を見事に絡ませた名曲。ライブでご一聴を。

 

 



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