音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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イマジンからキラークイーンまで

昨日12月8日はジョン・レノンの命日だ。当時も偉大なアーティストでありインフルエンサーでもあった為、凶弾に倒れたことは世界中に衝撃を与えた。

私のジョン・レノンに対する記憶は10歳頃からだと思う。母親がジョン・レノンが好きでベスト盤をよく聞いていた。何度か聞いているうちにいくつかの曲を覚えていた。その中でも子供ながらにいい曲だなと思ったのは「IMAGINE」である。

反戦のイメージが強い曲だが、その辺りはなんとなくの印象しかなかったが、和訳に対してすごく興味を持っていたのを覚えている。

確か「imagine」と言う歌詞の和訳が「想像してごらん」だった。テレビの映像だったか、歌詞カードだったか忘れたが、その和訳は覚えている。当時通っていた塾で英語を習っていた私は、英語の曲に興味を持ち始めていた。その発端となったのは、「IMAGINE」の歌詞を自分なりに和訳してみたいと思った。今思えば"ませた"ガキである。

「IMAGINE」の歌詞はシンプルである。確かに初心者でもわかる単語が並んでいる。しかし、シンプル故に意味は奥深い。子供ながらに動詞が最初に来たら命令形なのにとか考えてしまい、なんで"想像して「ごらん」"なんだろうと悩んだ。その時何となくニュアンスとかそう言ったものの面白さを感じて、英語を訳することに少しずつのめり込んで言った。そして、小学生の頃なりたかったものは翻訳家であった。一瞬だったが。

さて、「IMAGINE」以外にも「STAND BY ME」も好きだったし、「STARTING OVER」なんかも好きだった。

中学生になった頃はクイーンを訳そうとし始めた。出来るだろうと思って手をつけたのが、好きだった曲「Killer Queen」である。コレがいけなかった。

歌詞をご存知の方はわかると思うが、固有名詞が幾つか登場するのと教科書には載らない単語の数々。頑張って訳したところで、歌詞が大人な内容なので意味がわかりにくいのだ。このあたりで、中学生の私はクイーン英語講座に挫折してしまったのだ。

その後も色々な曲を訳してみて、対訳を確認してニュアンスを勉強する。これを続けていると英語の点数が伸びる、ということは全く起こらなかった。しかしながら、この英語の歌詞を訳すと言う行為は、アーティストの事も知ることが出来るし、何より英語に対して親近感を抱けた。今もわからないながらも抵抗感はない。それは良い結果を私にもたらしてくれた。

結局ジョン・レノンの命日の話なのに、私の英語の点数が伸びなかったという話に辿り着いてしまった。話を戻すためにジョン・レノンの曲を最後に。12月ということもあり「HAPPY XMAS(WAR IS OVER)」だ。これも確か頑張って訳した、と思う。多分。ではご一聴を。