その声は素晴らしい。気怠さを装いながら芯は太くユニークな声。
Devon Again(デヴォン・アゲイン)。20代前半のアメリカ・コロラド州生まれの青い髪の彼女は、2021年のシングル「Suburbia」でLAの音楽シーンに登場した。Devon Againのエッジの効いたポップサウンドはどこかで聞いたようなメロディのようで独特な世界観を作り出している。TikTokや各SNSでも楽曲紹介を行っている。
やっぱり面白い声だと思う。この「Suburbia」という楽曲では奇抜なMVに目が行きがちだが、個人的には声に魅力を感じてしまう。
「deep」「still can't dress myself」は冒頭のライブバージョンのMVだ。MVにすると不思議な世界観だ。MVもきみが悪いくらい「意味深」である。その他にもいくつかMVがあるものの結構攻めている。本当は他にも紹介したかったが、ドメスティックな感じもするのでここから先はご自身で確認していただきたい。
とはいいながら「きっかけ」がキーワードのこのブログ。最後に1つ紹介したい。このアーティストが今後どうなっていくかはわからない。だけれども面白いサウンドを届けてくれるのは変わらない。では、ご一聴を。