音楽はみんなのものだと思う。でもやっぱり作った人には敵わない。それは上手い下手ではなく、オリジナルの凄みはどう頑張っても超えられない。そういう意味では個人的にはカバーも少しもやもやしてしまうことがある。しかし、いい音楽は誰がやろうが人を動かすことも出来るし、感動も与えることが出来る。今回はそんな動画を見たから書き始めた記事だ。
モンパチことMONGOL800の「小さな恋のうた」を約1000人で演奏している。こちらは群馬県渋川市で2017年から行われている「1000人ROCK」というイベントだ。
今年2024年の今年の課題曲がモンゴル800の「小さな恋のうた」だったという訳だ。コロナ禍を除き、毎年のように行われていたのと群馬という土地柄のため、初めの頃BOØWYをやっていたので認知していた。
こんな感じでBOØWYのコピー、カバーをやっていくものだと思ったが、ブルーハーツもやっている。
「終わらない歌」をこれだけの人数でやれば、さぞかし気持ちいいだろう。みんなで歌うと言えば話は戻るが、モンパチの「小さな恋のうた」をみんなで大合唱したのは1年前の話だ。
おそらく↑の動画内に私の声も入っている。確かにみんなでやると楽しい。話を戻して2024年にはモンパチの「あなたに」もやっていた。
やはり音楽はみんなのものなんだろう。オリジナルが至高、なんて話は単なる私のエゴであり趣向である。なんか韻を踏んだような言い回しになったことはさておき、カバーやコピーがどうたらこうたらと野暮な話はやめておこう。なによりやってる本人たちが楽しそうだし、それを見て感動をおぼえている自分がいることが全てだ。最後はhideさんの「TELL ME」を1000人ROCKで。個人的に思い入れが深い1曲。ギターを手に入れ練習を始めたころに流れていた曲だ。布袋さんに憧れて始めたはずだったが多分最初に買ったスコアはこの曲が収録されたアルバムだった。一生懸命練習した記憶がある。そんな人たちが集まって生まれたのがこの「1000人ROCK」なんだろうな、と思いが至るとなんだかやってる彼らをうらやましく思えてきた。ではオリジナルと併せてご一聴。