音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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泣き虫だしいい言葉も並べられない

先日ガソリンスタンドで給油してたら無茶苦茶寒いなと思いながらこの人の声が聞こえてきた。

aikoだ。相変わらずな声と楽曲の雰囲気。その変わらないところが良い。本当のその良さと凄さがわかって来たのは最近だ。デビュー25周年の今年はいろんなことをやるみたいで、その中でもちょっと気になるのが過去作品のアナログ盤。チェックしておきたい。

話を少し戻して、変わらない凄さの話。声、歌をキープさせることはすごいなと思う。女性なので年齢のことをいうのは下世話だが、私より少し上なのにそれを感じさせない。一時期私も変わらないことがつまらないとも正直思っていた。だが、冒頭の寒空の下ガソリンスタンドで聞いたaikoの声は、最近の曲なのに懐かしさと安心感を私にもたらした。

宣言しよう。なんだかんだで私はデビュー以来aikoのファンだ。デビュー曲はなんとなく聞いていたが、セカンドシングルで衝撃を受けた。今でも最も好きな曲「ナキ・ムシ」をご覧いただこう。

こんなにも恋心を切なく感情的にかつポピュラーに歌い上げる、近所の姉ちゃんみたいな歌手がいることが衝撃的だった。その後リリースされた次の曲も私にとっては外せない名曲。どうぞ。

「花火」はaikoの明るさと切なさを詰め込んだ夏の名曲だ。夏の星座にぶら下がって見続けて行こう。今度は春の名曲「桜の時」。

鍵盤が跳ねているイントロが恋した春のウキウキ感を見事に表現している。「あなた」と「私」の距離感も面白い程目に浮かぶ。

先程挙げた「花火」と「桜の時」は季節感あふれる恋心を歌っている。aikoの歌詞は恋している人が見ている景色をとてもユニークに描いている。そのうえ情景は物凄く目に浮かびやすい。こんなオッサンが言ったところで気持ち悪いが、すごく良い。

さて、曲の話を続けていきたい。2015年の作品「プラマイ」。感情の浮き沈みをプラマイに例えた歌。変わらないaiko節をご覧いただきたい。

続いては2018年の作品「ストロー」。いくつか同じフレーズが繰り返し出てくる変わった楽曲であるが、20年近く前の雰囲気を残したままの名曲だ。ではどうぞ。

さて、そろそろ最後の曲にしよう。aikoは相変わらずaikoである。歌詞もメロディも歌い方も見た目も相変わらずaikoだ。結婚もしたが、恋心のうたは相変わらずだ。最後は「ボーイフレンド」。この曲聞いてテトラポット登った方もいるだろう。危ないからやめておこうと思いながらの名曲をご一聴。