音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

SLAM DUNKとNBA 奇跡は簡単に起きない

日本の快進撃の話は6日のクロアチア戦までは連日報道され、職場や学校などでは一番の話題であり続けるだろう。下位のものが上位者を倒す「アップセット」という言葉が浸透し始めた。

そしてサッカー以外で何気に今盛り上がっているスポーツがバスケである。

「THE FIRST SLAM DUNK」の劇場版の公開が始まった。このスラムダンクの映画は様々な憶測が飛び交い、公開前から騒がれていた。見にいこうと思うが機会を伺っている。

また、NBAはシーズン序盤が落ち着いてきた頃だ。バスケットボールという競技はアップセットが起きにくい競技だ。理由は明確、得点機会が多いからである。必然的に実力差の積み重ねが数字に表れるからだ。

そんな奇跡の起きにくい競技でも日本人がすごい結果を叩き出している。今怪我で少し欠場が続いているが渡邊雄太選手の活躍がすごいのだ。あのNBAで3ポイント成功率が全体の1位なのだ。バスケの最高峰の舞台で1位だ。失礼ながら、はっきり言って予想外の成績だ。

元々インサイドメインでプレーするスタイルであった。日本では無双状態、大学でアメリカに渡ってアウトサイドでのプレーにも磨きをかけ、大学バスケでもオールラウンダーとしての才能を少しずつ開花させ活躍した。しかし、やはりNBAは一筋縄ではいかない。特にドラフト外の選手が生き残る為には、かなりの結果を要求される。いかにプロセスが良くとも、当たり前だが結果が全てということだ。プロセスの良い選手なんて星の数ほどいる。そんな中で渡邊選手はどちらかと言えばディフェンスが評価される選手であった。八村塁選手が華やかにドラフトで指名された一方で、渡邊選手は下部リーグとの掛け持ちをしながら機会を待った。

そして今シーズンである。開幕からブルックリンネッツとの契約を勝ち取り、控えのため出場機会は僅かだったが、少しずつ結果を残していった。気が付けば多くのものを手に入れていた。出場時間やチームメイト・監督の信頼、中でもNBAのスーパースターでありチームメイトのKDことケビン・デュラントの信頼を得たことが大きい。

やはり監督もしくはチームの核となる選手の信頼を得ることは.、シュートチャンスを与えてくれることに直結する。大事な場面で任されるのだ。渡邊選手のシュートに関しては、一定の評価は得ていたもののあくまでプロセスが良いというだけだった。前述のとおりそんな選手は無数にいる。その中で渡邊選手はチャンスが来る日を待って爪を研いでいたのだ。

いくら上手いからと言って3ポイント成功率1位は余程の才能と努力がなければ成し得ない。恐らく日本人が今後そのランキングに入れると断言出来ない程すごい成績なのだ。奇跡的な成績なのだがバスケはアップセットが起きにくいスポーツだ。つまりこれは渡邊選手の真の実力の結果とも言える。

さて、先程名前の挙がった八村選手も4年目。ドラフト1巡目の恩恵である4年契約も今年が最後であり、いよいよ実力と結果を問われている。今は渡邊選手同様、怪我で欠場しているが、まずまずの成績を残している。だが、NBAは甘くない。八村選手も来年以降どうなるかわからない。実力ある選手なので是非結果を残し続けて欲しい。この二人の日本人NBA選手の活躍を期待したい。

さて、まだこの二人に関して話し足りないが、またの機会に。話を冒頭のスラムダンクに戻してみよう。主題歌はオープニングがThe Birthday、エンディングが10-FEETということだ。賛否両論あるだろうが、スラムダンクリアル世代向けのバンドであることは間違い無いだろう。両方ともイントロが良い。前者はゴリゴリの重厚ロックイントロで、後者はバッキバキの疾走ロックイントロだ。タイプが異なるイントロだが、楽曲の熱さは同じものを感じる。申し合わせたかのように、冒頭から闘う姿勢を感じさせる。奇跡ではなく実力を見せつけるバンドの楽曲2曲を最後に続けてご一聴。

The Birthday「LOVE ROCKETS」

10-FEET「第ゼロ感」