音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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文芸復興

コロナ療養5日目。だいぶ体調も回復してきたが、昨日は体を動かしていなさすぎた苦痛が待っていた。

去年あたりから気になっているバンドがいる。折角先日新曲「閃光花」をリリースしたので今回はPenthouseの話をしたい。

彼らは2018年結成の東大出身6人組バンドだ。しかも私の好物である男女ツインボーカルバンドだ。このバンドの楽曲は聞いていただければわかるが、テクニカルな演奏と絶妙な男女ツインボーカルのいいところが出てるが、どこかシティポップ感がして懐かしい。彼らは自分達のコンセプトを「シティソウル」と銘打っている。

「シティポップのキャッチーさとソウルのパワフルさを兼ね備える」

引用日本のシティ・ポップは、なぜ世界中のリスナーを虜にしているのか? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

タイトルのように今は文芸復興なんて言わないし、自分も"イタリアかぶれ"であった学生時代、もうルネサンスという言葉で定着していた。

リバイバルルネサンスは違う。なんとなく皆さんもご理解いただけると思うが、前者は同じ作品を後日上映したり演奏したりすることだ。以前記事にしたタランティーノ作品の音楽にあたるだろうか。

記事の中にも少し触れているがリバイバルさせるということは、それはそれですごいことだし、素晴らしいことだ。大貫さんや山下・竹内さん夫妻の方たちがこれにあたる。

ルネサンスはオマージュといったほうが近いのかも知れない。昨今のシティポップ風な仕上がりはここにあたると思う。それはそれで難しいことをやっているなぁと思う。そして今回のバンドはこれにあたる部分があると思う。

、、と長々と講釈垂れたが、結局私はこのPenthouseというバンドが超カッコよくて凄いことやってるって言いたかった。

ということで次はアップテンポな「流星群」をお聞きいただきたい。

かなりピアノ音が前に出てきているが、そこが彼らのユニークなところである。もちろんキーボード担当が有名人・角野 隼斗/Cateen かてぃんなのでそうなってしまうのかも知れないが、なかなか面白い。たまにボーカルより前に出てるじゃないかと感じさせる程。

では最後にお届けするのは、「...恋に落ちたら」。とにかくうまくてオシャレだ。そしてインテリな感じも良い。こういったカッコいいバンドは高尚であって欲しい。今後の活躍を期待してご一聴。

 

閃光花